100年ライフの生き方

100歳まで生きてポックリ死ぬ。それが目標です。読書の楽しさに感化され、ありとあらゆるジャンルの本を読みまくってます。本屋めぐり、古本屋めぐり、図書館めぐり、が今ハマっていることです。

「おやすみ東京」

 

時計の針は1時をまわったところだ。

 

 

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久しぶりに吉田篤弘さんの作品です。


この作品、中身もなかなか素敵ですが、装幀が素敵過ぎです。


筆者である吉田篤弘さんと奥様の吉田浩美さんのユニット、クラフト・エヴィング商會がデザインしたわけですが、作品名のおやすみ東京を体現したカラーリングや文字体、レイアウト、とても私のツボです。


ja.wikipedia.org

 

 

さて中身ですが、

舞台は東京、

時間帯は深夜、

登場人物は「何かを失った」人達、

非常にシンプルな構成です。


村上春樹の作品「アフターダーク」も深夜の渋谷の出来事の物語ですが、私は感じる雰囲気は似てるなと感じました。

 

深夜という何がおきてもおかしくない時間帯の魔力、そこに生きる訳ありな人々。朝が近づくにつれ深夜の魔力は混乱度合いを増し、そして朝日とともに一気に混乱は一掃され、人々は目を覚ます。

 


この作品の最後は詳しくは言えませんが、吉田篤弘さんの作品らしく暖かなものでした。

(このあたりは村上春樹作品とは違うところ)

 


素敵な装幀を手に取っていただき、そして一読されることをお勧めします。

 

 

おやすみ、東京

おやすみ、東京