図書館で借りることが出来たので読んでます。
まだ村上春樹の書いた序文ですが、かなり力を込めて書かれてます。序文自体がかなり魅力的。
村上春樹曰く「自分は日本文学に造詣が浅い」と言う割には、この本に収められている作品と作者について見事に紹介しています。作品も読みたくなるし、作者にも興味を抱かせてくれます。
村上春樹なりの親切心というやつでしょうか。
素晴らしいです。
収録する短編を選んだのは、ジェイ・ルービン氏。
村上春樹の英訳の翻訳者として有名な方だそうで、村上春樹とのつながりも強い方なのでしょうね。本作には村上春樹作品が2作品含まれています。
www.shinchosha.co.jpwww.shinchosha.co.jpジェイ・ルービン/編、村上春樹/序文 『ペンギン・ブックスが選んだ日本の名短篇29』 | 新潮社
他に選ばれている作品も多種多彩。読んだことのない作家さんの作品にも触れる事ができました。
三島由紀夫とか、多分、この本で読まなかったら、一生手に取らなかったろうなあ。
良い経験となりました。