100年ライフの生き方

100歳まで生きてポックリ死ぬ。それが目標です。読書の楽しさに感化され、ありとあらゆるジャンルの本を読みまくってます。本屋めぐり、古本屋めぐり、図書館めぐり、が今ハマっていることです。

「極北」

 

 

極北

極北

 

 

 

近未来のシベリアの厳しい環境が舞台に、一人の女性が辿る運命の物語。

旅を続ける主人公は様々な出来事に遭遇。

過酷な運命に翻弄され、肉体的に消耗していく姿を見ると「過酷」という印象しかありません。

また、真白な氷原に、黒い粒が一つ、そんな表紙絵も、物語全体に横たわっている「孤独」な雰囲気を醸し出しています。

 


第四部の6章の、イーベンからメイクピースへの告白する部分の以下部分が心に残ってます。


「時はどこに行ってしまったんだろうと考える事はないか?急に年を取ったと感じることがあるだろう。歳月はどんどん過ぎ去っていく。憐みをかけることもなく」

 

この部分で、イーベン自分を重ね合わせてしまいました。

 


物語はフィクションであすが、あり得ない話ではないなと思いつつ、内容の重みと文章の素晴らしさに感動しました。

ちなみに村上春樹訳です。