nakamuraemi さんというアーティストの曲「かかってこいよ」で、こんな歌詞があります。
〜引用〜
殺気に満ちた勝手な言葉
あったことなくても投げられる時代
「お前のかーちゃんデーベソ」
くらい無責任な言葉だらけ
目を合わせて争う厄介な痛み
相手を傷つけた嫌な余韻
そんなのも知らず戦争も知らず
電波に乗っけて傷つけるだけ
〜引用終わり〜
最初この歌詞を聴いて「だよなぁ〜」と共感していましたが、ちょっとした合間に読んでる村上春樹さんの「村上さんのところ」にも似たような記述が。
〜引用〜
SNSが発達したせいで、抜き身の刃物ような言葉が言説空間をひゅんひゅん飛び交っています。これは僕なんかから見ると、ほんとうにとんでもないことです。
〜引用終わり〜
それぞれ歌詞と文章のプロとしての意見で、私のような中途半端にブログで文章を書く身としては、肝に銘じなくてはいけないと。
村上春樹さんは、書いたものは何日か寝かせて用心を重ねているらしいです。
少し前に原田マハさんの「本日はお日柄も良く」でスピーチの力について考えるところがありました。
「言葉」は大事。
大切に、丁寧に、表現していきたいものです。