宮島から広島までの移動は路面電車にて。
郊外を走る路面電車は、案外と飛ばすのが意外でした。(結構怖い)
広島市内に到着し、まずは鳴り続けている腹の虫を抑えるべく、お好み焼きを求めて商店街へ向かいます。
目を付けてた店は、人気があるのか、単に昼時だからか、結構混んでて、しょうがないので「香川のうどん屋はどこでも美味い法則」と同じで「広島のお好み焼き屋はどこでも美味い(はず)」と根拠の無い理屈で、適当に選んだ店に入りました。
が、、、これがハズレでした。お好み焼きがすごく早く出てくるのですが、なんだか冷めてて作り置きって感じだったり、店内に活気が無く「死臭」が漂う感じ。(実際に死人がいるわけではありませんが、わかりますよね)
原爆ドームのそばの、、、店の名前は書かないけど。
あくまで私の経験上での見解ですが、有名人がたくさん来てる(しかも結構昔)アピールしてる店は大抵イマイチですよね。
気を取り直して、原爆ドームからの平和記念公園へ。平和記念資料館は、半分改装中でしたが、十分見応えまりました。
プロジェクションマッピング的に原子力爆弾の爆発の威力がわかるようなジオラマ、原爆による一般市民の犠牲者の遺品など、原爆の「暴力的な威力」と「悲劇を超える悲惨さ」は来る人にしっかりと伝わることでしょう。
外国の方も多く訪れてました。日本は唯一の戦争での原爆被害を受けた国として、原爆の悲惨さと撲滅を強く訴え続けていかなければいけないと思いました。
さて旅も終盤。お好み焼きリベンジを果たすために広島駅へ。
駅ナカにもお好み焼き屋さんは沢山ありますが、その中で選んだ店は「五エ門」。
4/20(金) 五エ門広島駅ビルアッセ店(ASSE)OPEN! | お好み焼きと鉄板焼き | うまいもん屋 五エ門 GOEMON
昼の反省を踏まえて、時間は少しかかってもいいから目の前で焼いてくれてアツアツを出してくれる事、店内に活気がある事、を条件に選びました。あと海苔がたっぷりの満月焼きが美味しそうだったのもあります。
満月焼きは満点。美味かった。
活気の源のプロ野球のテレビ中継も、優勝が決まるかもという大事な一戦で皆んな一喜一憂、盛り上がってました。
そんな活気の様子を見てたら、広島球場の盛り上がりも凄いのかなと、駅から歩いてすぐなので行ってみましたが、凄かった。球場内は満員で当然入れないのですが、通路からでも球場内の盛り上がりを感じることができました。
私もスポーツの贔屓のチームはありますが、ここまではのめり込めないなので、少し羨ましかったです。
球場に向かう道にも街頭テレビに集まって盛り上がってたり、
ローソンも赤かったり、
原爆から立ち直るという大きな目標を一緒に達成してきた「広島市民の血」が強い団結力に繋がってるんだなぁと、これまた羨ましかった。
さて広島駅から新幹線で帰路に着きますが、連れが「500系」に乗りたいとの要望出してきたので、久しぶり昔ながらの時刻表を見て作戦を立てる。500系は今はこだまとしてしか運用されておらず、かつ本数が少ないので、かなり難しいのですが、新神戸〜新大阪だけ乗れることを発見できました。
今時の時刻表アプリでは難しい作業なので、紙の時刻表ならはでの良さを発見できた感じです。
さて、これにて旅は終了。
ずっと移動し続けてに、毎日違うところに泊まってという非常に慌ただしい旅、変化に富んで多くの刺激を受けることができましたが、ちょっと疲れたかな。次は、じっくりと一つの街を楽しむ旅にしようと心に誓いました。