先日観た映画の「ボヘミアン・ラプソディ」の余韻をまだ引きずって、Queenの曲ばかり聴いてます。
その中で、映画のタイトルにあった「Bohemian Rhapsody」の曲を聴いていると、これは何かのメタファーなのかなとか思ったりしてます。
Bohemian という言葉は、ボヘミア地方の人という意味の他に、「社会の規範にとらわれず、自由で放浪的な生活をする人」という意味も辞書に載ってます。(スーパー大辞林より)
歌詞はフレディが書いたようですが、ボヘミアン=自分という暗喩をしたのは想像に難くありません。
そして歌詞には『ママ、人を殺してしまったよ』、『頭に銃を当てて、引き金を引いたら死んでしまった』という歌詞があります。
映画をみるとわかるのですが、この曲をだしたあたりでフレディは自分がバイセクシャルな面を持っていることに気づき悩み始めてます。
この事から想像するに、昔の自分を「殺して」、自分は変わってしまった、ということをこの曲では歌い上げているのでは無いでしょうか?
フレディは、バイセクシャルな自分のことを悩み、そして終生その影響を受け続けます。
異性の恋人との別れ
スキャンダル
エイズ感染
色々なことが重なり、フレディは伝説になりました。
この曲はまさにその入り口であり、またフレディの伝記映画に「ボヘミアン・ラプソディ」を名付けたのは、フレディを象徴する大事な曲だったのだと思います。
太く短く生きぬいた姿にはやはり感動させられます。
Queen - Bohemian Rhapsody (Official Video) - YouTube