何とか読み終えました「キャッチャー・イン・ザ・ライ」。
疲れました笑
学校を退学させられることになってから、わずか数日間の間の出来事。破天荒な行動を繰り返し、周囲の人とトラブルを起こしながら、ニューヨークを放浪し、何とか自宅までもどっていく。その一連についてのホールデン君目線の内訳話。
正直なところ、ホールデンの行動にはついていけない。まったくホールデン君よ、やれやれだよ、という感じ笑
物事すべてに苛立ち、自分の気持ちをうまく表現できず、人とうまく付き合えない。素直になれない。
この本は、青少年に悪影響を与える作品として敬遠されているらしいですが、まあ自分の子供には、ホールデン君のような行動をとってほしくはない、ですね笑
「キャッチャー・イン・ザ・ライ」という題名は、どういう事なのか疑問に思いながら読んでましたが、「ライ麦畑で崖から落ちそうな子供を捕まえて助ける人」そんな人になりたいというホールデンの想いからきているとか。
孤独と喪失感に満ちた人生を歩んできたが、人を助ける人生を歩みたいということでしょうか。
寂しさを感じますなあ。
翻訳作品として、文面が村上春樹の文章だなあという感じ。ほかの人の翻訳もどこかで見てみたいと思います。
キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)
- 作者: J.D.サリンジャー,J.D. Salinger,村上春樹
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: 新書
- 購入: 11人 クリック: 73回
- この商品を含むブログ (189件) を見る
ほかの人の翻訳
※ちなみに読む前はこんな作品イメージでしたよ。写真は借用してます。