少し前ですが、仕事についでで、姫路城へ行ってきました。
天気も良く、青空に白い城が映えてました。
www.city.himeji.lg.jp姫路城公式サイト:トップページ
天守閣まで登ってきたのですが、ちょっと高めに感じる入場料1000円が安いと感じるクオリティでした。
素晴らしいと思った点を3つほど。
1.この状態を管理するのは大変だろうな~と感じる広さ。
古い建物を維持するために、普段の掃除だけでなく、建物の状況を確認して都度行うメンテナンスも必要だろう。それにこの広さが加わる。当然、庭園も綺麗にしておかなくてはいけない。
例えば窓枠一つとってみても、木でできているので定期的なメンテナンスが必要だし、1日に10000人近い人が訪れてあちこち歩き回ったり、触ったりすればその分劣化していく。
想像できないほど膨大な手間がかかるだろうなあ。
2.これぞ城!という鉄壁の防御能力。
他の城はよく分からないのですが、防御の備えが半端ないなと感じました。
まず天守閣に近づけそうもない。
石垣やら、櫓やら、門やら、壁やら、とにかく鉄壁という印象。それぞれに工夫も施されているため、何千いや何万人が押しかけても攻略できそうもない。
城内にも防御の造りがたくさん。
武具をかける「武具掛け」がたくさんあったのも印象的。他の城では見たことないんだけど。
3.眺めがよい。
周辺がよく見える。天下人になった気分で姫路市内を見下ろせます。
まあ写真見てください。
4.ロマンがある。
様々な城主が姫路城には住みましたが、千姫の話はロマンがありますね。
徳川家に生まれ、7歳で豊臣家に実質人質として輿入れし、大坂城の夏の陣冬の陣で豊臣家が滅亡するなか一人生き残り、20歳で再度結婚。この時から10年間姫路城に住んでいた。しかし前夫の呪いやら、子供が亡くなり、夫もまた死別。 その後、江戸に戻って出家、その後、大奥に入り徳川家との関係を保ちながら70歳で死去。
20歳台の、もっとも輝かしい年代を、ここ姫路城で過ごしたということになります。
あと黒田官兵衛が生まれたり、お菊さんの井戸があったり、話題には事欠きません。
ということで、姫路城はオススメです。
天気の良い日に是非とも訪れてみて下さい。