久しぶりにゆっくり時間をかけて考えてみた。
PCと仕事
あなたの職場を見渡してみて、、、
PCは何台あるだろうか?
今時の会社なら、最低でも人数分、もしくはそれ以上はあるはずだ。
さて彼らは何にをしているか?
みんなPCに向かっている。キーボードを叩いたり、マウスを動かしたり。PCで何か作業をしている。
それでは彼は仕事をしているのだろうか?
聞いてみると、メールを打っている、資料を作っている、調べ物をしている、、、と言う。
なるほど仕事やっているんだなと思わされる。
しかし私の調べでは、
二人に一人は、もしくは、2時間のうちに1時間は、仕事とは呼べないような時間をPCの前で過ごしている。
社内のイントラネットで他部者の誰々がこんなことをしていると報告を見ているが、本人の仕事とはなんの関係もない。へえそうなんだ、と知っただけ。
資料を作っているというが、なんの目的を持ったものかよく分かっていない。実は何も生み出さない、場合によっては余計な仕事を増やすための資料だったりする。
メールを打っているというが、送信先の人のところは行って話せば30秒で終わる内容についてメールを打っている。文章を考えながら、長々と。
PCというのは不思議なもので、操作していると仕事をしている様に見える。ずっとPCと睨めっこしている人は、仕事熱心な人にみえる。
ただ、よくよく自分のやっていることを考えて欲しい。
プログラミングでもしていない限りPCでの作業にそんなに時間を割く必要はない。(もし割く必要があるのだとしたら、その仕事は間違っている)
そんな事より、
人と顔を合わせて職場をより良くする方法を話し合ったり、
より職場を効率的にできる方法を考えたり、
人間関係を良くする事に時間を割いたり、
より生産的な行動に時間を使えるはずである。
生産性を向上させるためのPCが実は生産性を下げているのだ。
参考資料
↓
実は虚構のようで、虚構ではない。
kyoko-np.netナローバンド導入で作業効率劇的改善 不渡商事、「奇策」が奏功
スマホと時間
同じことは、プライベートにおける自分の時間の使い方にも当てはまる。
スマホは時間泥棒というのが私の持論だが、スマホさえあれば幾らでも無駄な時間を過ごせる。動画観る、SNSを眺める、ゲームをする、これらで時間を使うことは、おそらく9割方は無駄と言えるだろう。
一方、時間というのは、人間にとって最も大事な資源である。平等に与えられた資源。
スマホを便利だが、使われてはいけない。
スマホで便利になった分、その時間を自分の人生のために有効に使えるようにしたいものである。
スマホを捨て、外に出よ。
カメラではなく自分の目で、街を、自然を見て感じろ。そして世界を少しでも良くしよう。
PCとスマホと人間と
PC、スマホ、そしてインターネット、これらの登場は世界を変えた。
世界はよりインタラクティブになり、コミュニケーション手段が発達し、人間の生活を便利にするサービスを実現でき、、、人間はよりクリエイティブな存在になれるはずであった。
しかし、、、残念ながら人生を下らないものに貶める手段も同時に与えてくれてしまった。
ゲーム中毒、SNSの闇、、、。
今年平成が終わった。
平成はPCとスマホとインターネットで大きく環境が変わった時代であったが、
令和の時代は、今度は人間が変わらなければいけない。
より良い世界を目指して。