先日、新型肺炎の嵐の中、東京ビックサイトの「国際物流総合展」に行ってきました。
このタイミングで行くのかよ?と周囲には言われましたが、
年一のイベントなので。。。
息を止めて見てきますんで。。。
発表を見ると去年度(2018年9月開催)よりも来場者はかなり少ないですね。
前回が会期4日で74,520人に対し、今回は2日経過した時点で14,035人。
平均で18,630人→7,018人。実に60%強の減。スムーズにまわれたはずだよ。
最終日の今日は少し盛り返すかもだけど、出張自粛などみんな新型肺炎警戒モードも強まり、まあ今回はこんなもんでしょ。
物流に関するアレコレや、講演を聴きにいくのが目的。
物流業界は、人手不足と高齢化の影響をモロに受けており、自動化や省人化を進めるのが急務とされると業界です。当然、今回の展示もそれに対応するような内容の展示が多く見られますが、、どうもイマイチ、、、
これだ!!っていうのが見当たらないんですよね。
作業場の中で自動で荷物を運ぶ、
荷物を揃えたり梱包したりを自動化もしくは省力化する、
作業する人の身体的負荷が軽くなるよう器具でサポートする、、、。
いずれも今の作業の延長線上で、物流を変えるというレベルまで達していないという感じがします。
実際のところ、
こういった小さなことの積み重ねで物流の世界は変わっていくのかもしれませんし、法律的・業界の慣習・ステークホルダーとのしがらみといった制約が多い中、ブレイクスルーが難しいというのも理解できます。
偉そうに言うだけで、私なんかが当然ブレイクスルーできる案を閃いて実現できるわけもありません。昼夜そういったことに知恵を絞り出している業界の皆様に敵う訳もありません。
ただ、、、これからの時代の変化を考えると、
生温いやり方では日本の物流は持続不可能になっていきますし、世界においてかれます。
昔からの慣習に縛られた日本より、
「今」発展している中国・インド・東南アジアが「最新」の技術を駆使して進化した物流を築いていくのが目に見えるようです。
そんなモヤモヤを抱きながら、
トヨタ自動車のコネクテッド・MaaSに関する講演を聴いたところ、
トヨタクラスになると大きな野望と明るい未来を描ける事に安心しました。
トヨタの講演会で、これだと思ったのは3点。
一つ目は「自動車は殆ど止まっている」という話
二つ目は「ePallet」
三つ目は「Woven City」
次回投稿で続きを書きたいと思います。