先日、トヨタが車は殆ど止まっているということに危機感を抱いているという記事を書きましたが、動いている車の中に何人乗っているかも大事だとおもいます。個人的な感覚だと半分以上は1人しか乗ってないんじゃないかな。
これが自動運転&シェアリングによって、相乗りが推進されていくことになると人の移動は効率的になりますね。
余談ですが、相乗りのマッチングのサービスがあったなあと思い出しました。
私も登録だけしてますが、これ安全性とかどうなんだろと思って、使ったことはありません。異性同士の相乗りだと間違い起きそうだし、事故ったときに困ったり、犯罪者載せちゃったりとか、、、。運営側、相当利用履歴に気を付けないといけないのでは?と心配になります。
さて本題ですが、車の稼働率や、人の乗車率以上にシビアなのが、トラックの積載状況。運用に携わった人ならわかると思うけど、トラックの荷室が空で動かすことは本当に無駄に感じます。
B to Bなので、効率が悪いと運賃に関わってくるので、色々と努力をするわけですが、限界があります。
そこで最近注目を浴びているのが、物流のマッチングサービス。
東京から仙台に荷物を運びたい!
東京から仙台に移動するトラックに乗せる荷物を探してる♡
そんな二人が出会えるようにするサービス、いわゆる出会い系です。
この記事の中で気になるのは「PickGo」というサービス。
物流版Uber」と標榜しており、主に「軽トラでの小口配送のマッチングを行うサービス。いわゆる「赤帽」とか「軽Q便」と呼ばれる軽トラでの輸送を行う個人事業主のニーズに応えようという物。
個人的には、軽トラ配送の運転手の人には色々と思い入れがあります。
仕事で「○○がない!」という修羅場で、軽トラ配送を使ったことがあるのですが、切羽詰まっている中、荷物を届けてくれる彼らは救世主にように見えましたね。感謝の言葉を述べると、「こういったサービスを使われる方は、切羽詰まっている時が多いので、何らの理由で遅れると逆にお前のせいで〜!と言われがちで落ち込むこと多いです」という話を聞いたことがあります。悪いのは運転手の人じゃないのにね〜。
あと近所の人が赤帽の仕事をやってたんだけど、不規則に仕事が来ることに耐えきれず体を壊してしまったという話を聞いたことがあります。
急に、不規則な時間に、そして断ると荷主からの評価が下がってしまうという報われない仕事が軽トラ配送の仕事なのですが、「PickGo」はそんな彼らが報われるような仕組みを作り上げたと言います。
ドライバーの方々と接する中でわかったのは、彼らは配送に関して高い技能を持っているにもかかわらず、年収や待遇の面であまりにも過小評価されているという現実です。
効率が上がれば、運転手の人のモチベーションも上がるし、人手不足・車両不足も改善されるでしょう。
まだまだ会前の余地がある思われるこの分野、国を挙げて支援していくべきだと感じます。
持続可能な社会を目指して・・・。