100年ライフの生き方

100歳までピンピン生きてポックリ死ぬ。キャリアコンサルタント&ファイナンシャルプランナーの資格をベースに社会の役に立てるように生きたいです。

残酷な事実

 

上級国民/下級国民(小学館新書)

上級国民/下級国民(小学館新書)

  • 作者:橘玲
  • 発売日: 2019/08/01
  • メディア: Kindle
 

 

最近贔屓にしている作家「橘 玲(アキラ)」さんの著書「上級国民/下級国民」を読みました。

 

人間とはどういう生き物であるか、

現代社会がどう言った方向に向かっていくか、について綴られています。

 

中身を簡単にまとめると「この『知識社会』では人々の格差は広がり、分断が進んでいく」という残酷な内容。

 

知能、見た目、体格、人種、生まれた国、実親を含めた先祖、

こう言った属性によってある程度人生は決まっていってしまう。

 

個人的には、学べる環境を整えれば、人はどうとでも変われるのではどうと、と思っている人なのですが、

そんなものは浅はかな考えだなと思い知らされました。

 

 

じゃあ一体、「持たざる者」はどうすれば良いのだろうか?

ちょっと絶望しちゃいますが、未来に向けての行動を考える上で、

こう言った事実を知っておくことは

必ず役に立つと思ってます。

 

この作品の最後は、こんなフレーズで締め括られています。

 

Bの地点まで至れば、もはやどんな人間もテクノロジーを理解できなくなり、機械(AIロボット)は勝手に「進化」していきます。

そうなれば「技術」と「魔術」の区別はつかなくなり、知能は意味を失って知識社会は終わることになります。

 

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リアルに人間対機械の時代が来るのだろうか。。。