地元の人以外は、この橋のことを知らないと思いますが、
地元の人にとってはとても有名でかつ重要な橋です。
知多半島と西三河を繋ぐ橋であり、通勤、企業の業務活動(主に自動車産業)の面でも大きな役割を果たしています。
私もちょくちょく通ってまして、自転車で通ることもしばしば。
で、先日の昭和時代の知多半島の本で衣浦大橋が架かった時期の写真に触発されて、自転車で散歩してきました。
この写真を見ると、衣浦大橋の西側はほとんど海!になってます。
今は、そのあたりは今は工場や住宅、マンションも建っている、完全なる陸地です。
ただ、その名残が水路が残っていたりします。
さて衣浦大橋に到着。形カッコええ。
昔の写真で、写真の丸でかこんだところが、交通量が一番多い交差点。
この丸から左に向かうと亀崎・半田方面、
右に向かうのは車が通れる道はなく、堤防沿いの歩道があります。
ちなみに現在の状況は以下の通り。(Google Earthより)
海は随分と埋め立てられましたねえ。
古地図と今の地図の比較でもこんな感じ。フラグのあるところが◯のところ。
(今昔マップより)
こうして見ると別の地形ですね。
西三河側は高浜市になるんですが、そっちも結構埋め立てられている。
さてそんな衣浦大橋ですが、渋滞の名所でもあります。
最近、高浜側は交差する道路が高架になったので、半田→高浜方向(東行き)は、かなり流れはスムーズになりました。
ですが反対方向、高浜→半田方向(西行き)はめっちゃ混みます。
週末の夕方はこんな感じ。橋の高浜側の交差点まで渋滞してます。平日の夕方はもっと酷いです。
いつ完成するかよくわからないけど、三車線化する予定らしく工事はしてますが(上の写真で橋の左側に橋脚がありますよね)、いつ完成するやら。。
この橋のおかげで、かなり便利になったのは確かですが、
渋滞緩和だけでなく、知多半島と西三河の経済的な交流のためにも早く完成して、より便利になって欲しいものです。
衣浦大橋完成式典(先日の本より)