先日、名古屋 栄の街を歩きながら、
「もし新型コロナウィルスが発生していなかったら、今頃どんな世界になっていただろう」
という事について考えてました。
新型コロナウィルス発生前の世界
- 地球上の人口増加と、全世界的な経済発展、そのためのエネルギーを生み出すため地球の資源を使いまくり、温暖化が進んでいた。
- 人と人の交流は、リアル・バーチャルともに濃くなり、またそれぞれの国は自国第一主義が台頭し、格差が広がっていた。
- 日本はというと、働き手の減少により人手不足が顕著になっていたため働き方改革の話は上がっていたが言葉だけで余り進んでいなかった。
- オリンピックに向け2020年は好況が予測されていたが、オリンピック後の日本の在り方は見えていなかった。
もし新型コロナウィルスが発生していなかったら
- 発生前の状況が続いていた。今の世界の在り方を見直すことなど無く、経済は好況を維持して、おそらくトランプも再選されていたでしょう。
- オリンピック時期に爆発的に観光客が増え、経済は潤う。製造中心から観光中心の経済へと移行。街には外国人が溢れかえる日本。
- 自国第一主義=ナショナリズムがさらに台頭する。米中の関係はより悪化。
- 人と人の交流への疲れが多くの人に広がる。。。
こう考えると、経済は落ち込んだものの、いい意味では新型コロナウィルスは今後の世界を見直すきっかけになったのかなと思ったりもします。
コロナが落ち着いた後に、サステナブルな世界のために人々が行動できるか。
その辺りが問われることとなりそうな気がします。