Netflixのオリジナルコンテンツの「The Social Dilemma(邦題:監視資本主義デジタル社会がもたらす光と影)」観ました。
- ソーシャルメディアはこんなの楽しめるのに無料で使えてメリットしかない。
- 使用履歴を握られしまってターゲット広告が表示されているけど、無駄に買い物しなければ良し。
正直、私もこんな考えでいましたが、 今回気づいたのは
- ソーシャルメディアはユーザーのアクションを全て把握し、自サービスに最大限の時間を使わせるように、仕向けている。
- 反社会的な組織のフェイクニュース(広告)を表示させて、人々の行動が間違った方向に誘導されようがお構いなしで、一番高い広告単価を払ってくれる事が一番大事とソーシャルメディア各社は考えている。
私は、2010年ごろから所謂ソーシャルメディアに触れてきました。
最初は「Brightkite」という今は無くなってしまったサービスでした。
今にして思えば、広告とかも出ずに、シンプルに仲間と活動を共有できて、 真の意味でのソーシャルメディアだったなあと思います。
そのサービスが運営が行き詰まりサービスが終了となったのが2010年年末ぐらい。やはり広告がないと難しかったんですかねえ。月100円ぐらいなら出してもいいかと当時思ったぐらいですが。
その後Facebookを始めました。
Brightkiteの仲間と一緒にグループを作ったりするつもりが、高校・大学時代の友達とも繋がれたり、いい意味での驚きを感じつつサービスを利用してました。
ただ話が広がると色々と問題も起きるもので。
世間的にもソーシャルメディアが普及しだすと、
ゆるい繋がりが、粘っこい繋がりに変わっていき、ちょっと疲れてしまいまして。
2017年ぐらいからFacebookもほぼ触らず、今や季節のご挨拶程度のおつき合いになりました。
時々覗くのですが、サービスを使い始めた当初と比べると広告が多いですね。
そしてそれらが自分もしくは友人の嗜好に見事にマッチしているものだから、しっかりターゲットロックされているなと感じます。
ハマってないから良いものの、
こう言ったターゲット広告もしくはニュース広告ばかり見てると、思考が偏ってしまい、
「マスクしなくてもコロナは大丈夫!」とか
「トランプ万歳!」とか
「鬼滅の刃のヒットは洗脳」とか
訳のわからん考えを信じてしまうんだろうなあ。
「ソーシャルメディアにはなんらかの規制が必要だ」
というのが動画が伝えるメッセージですが、私も完全同意です。
有料にして広告をなくせば、優良なサービスになると思うんですがねえ。
それだとユーザーを広げられないんでしょうな。