ウクライナの情勢が改善されない今日この頃、世間の関心は別のことに移りつつありますが、マリウポリでの惨状は見聞するに堪えない悲しい情勢のようです。
本当に一刻も早く終わってほしいのですが、ロシアが何のペナルティも受けずに終わってしまうのは避けたいという、非常に悩ましい限り。ゼレンスキー大統領もさぞ難しい決断を迫られているものと思います。
そんな中、みたこんな記事。
ロシアに接しているフィンランドも非常時の備えについての記事ですが、国の存続のためにそんな準備をしているの?!と驚愕しました。
- 成人人口の1/3が予備役、要は軍人の控えで、最大90万人の兵力を動員可能。
- 軍の本部は地下の頑強の岩盤の下にある。
- 戦争などの異常事態になったときには国民の配置を含めてアクションプランが決まっている。
- 政治家だけでなく、企業や企業幹部も、戦時の役割が決まっている
- 戦争に耐えられる食糧や燃料などの備蓄を持つことが法律によって決まっている。
などなど。
平和ボケせずにここまで徹底できるのは、過去ソ連に侵略された苦い経験があるからということですが、同じく戦争に負けた日本はどうか。平和ボケしているとしか言えない状況。
国・国民の覚悟が足りないのは、アメリカの安全保障の傘に入っているためでしょうか。
ノホホンとしている場合ではないかもしれないですね。
マスコミや、政治家は、こういう政界情勢は知ってるんかなあ。