「新聞は読まなきゃいけない」ということにとらわれていた、のが私の話です。
昔むかしから言われていて、今も「新聞は読め」という事はよく言われています。
私も中高生の頃は、新聞の社説を読むと国語力が上がると言われて、よく読みました。読むことの習慣化にもなったし、国語の成績も良くなったこともありました。(国語のテストに、社説の文章がよく使われてい多ということも関係していると思います)
ただ、社会人になってから、特にここ10年はほとんで読んでいないです。
原因はネットニュースの台頭、新聞を読まなくても世の中の出来事は完全に把握できますからね。
原因1:即時性
ネットニュース:記事を書いたらすぐに発信、読者の元に最速で到着します。
新聞:記事を書いて紙媒体のレイアウトに落とし込んで、印刷して、販売店へ輸送し、そこから1軒づつ届ける。
スピード感は圧倒的に違いますね。
原因2:偏り
もう一つは、色々な形で見えてくる偏った報道ですね。
テレビなんかは、もう偏りの塊みたいなもんなんですが、新聞も収益あってなんぼ、部数がとれてなんぼですので、スポンサーに肩入れせざるをえない部分もあるでしょうし。
さらに気になるのは考えの偏り。右派左派といった思想的なものから、記事を書く人間の心に潜んでいるアンコンシャスバイアスによって、どうしても偏ってしまいます。
昔と違って、複数のニュースメディアの記事を比較できるようになったので、どの報道機関が、どういう偏り方をするのが分かるようになってしまいました。
よく「複数の新聞を読んで、記事をどう報道しているかを比較しなさい」そんな時間ないぜよって感じです。
ネットニュースだと「ある一つのニュースをどうやって報じているか」を比較することが容易なので、その点ではニュースを多面的に捉えることがしやすいと思います。
私は、国内ニュースに加えて海外からの視点としてクーリエジャポンでニュースをみるようにしています。
新聞という紙媒体の必要性はどこにあるんだろうな、というが今感じていることです。
報道媒体として新聞がどういう役割を果てしていけるのか。
個人的な意見としては、ニュースの速報性はすでに役割は終わっていると思うので、社会的な問題やニュースの裏側などについて分析し伝えていく、そんな役割がいいんじゃないかと思ってます。
紙媒体は、、、諦めた方がいいんじゃないかな。。。