日本福祉大学が主催した日本語教育のセミナー的なイベントに行ってきました。
色々な学びがありましたので、、感想を後回しにしないために、セミナーの中で聞いたことと私が感じたことを、ざっとまとめてみました。
(最近、後で・・・後で・・・が多くて、伝えたい事が行列しちゃっているので・・・)
聞いたこと
・ベトナムの高校生は日本の大学へ行きたがっている。
・日本語で学ぶのは難しいので、英語を基礎言語にして日本語を学べるといいと思っている。
・日本の安全性や文化は魅力的だし、生活費が安く済むのもメリット。
・日本語の学び方も伝統的な講義タイプではなく、学習者を中心とした支援型がいいと言われている。
・ピアラーニングだと意欲的になり、主体的な参加が望める。(ピア=仲間)
・日本語の指導が必要なベトナム人の児童は5万人おり、増加傾向。(ハノイ大学の方の話がメインだったのでベトナム人視点)
・外国人の児童に日本語をし得るメリットは多くある。
・言語と文化の壁が大きい。
・韓国は児童に初期教育を行なう機関がある。(RainbowCenter)
・学校では、教材の整備、バイリンガルのアシスタントが望まれる。
・地域では、外国人コミュニティとの連携、交流イベント、多文化共生の理解促進が望まれる。
・児童の母国のアイデンティティを大切にする。
感じたこと
・単一民族であるが故、多文化共生の意識が低い。
・伝統的な感覚が根強く、若者・外国人など考えが違う人間を許容することができない。
→これは結構、働き手が不足していく日本社会の短期的な課題だと思う。
・日本語が難しい。
・日本語講師を公的な資格にするとか、日本語の検定がどうとか、小難しいことが多く、外国籍の人を受け入れる文化があるんかいなと疑ってしまう。
・各地域の日本語教室も、もっと連携し、お互いの良いところを学びあい、より良い場にする努力が必要では。
・日本語を学ばせるとともに、我々日本人も他言語を学び、近づく努力が必要では。
・英語は世界で一番簡単な言語。英語を仲介すればもっと分かり合えるはず。→英語はしっかり続けようと心に誓った。
・支援の輪をもっと広げなくてはいけない。受け身ではなく能動的に動きたい。
・多文化共生×言語×コミュニケーション・ファシリテーション能力。このあたりが自分の軸となるのでは。
・多文化共生はもっと学びたい。大学で学ぼうかな。
という感じで取り止めのないマトメになってしまいました。
感じたことの最後の方に書いたことに気づけたことが今日の一番の収穫でした。
あと他の地域の日本語ボランティアの方と話ができたのも大きな収穫!
ともに行動していく仲間になっていけると良いなと思いました。