さっき、はてなニュースを見ていたら目に入ったこの記事。
this.kiji.isセブン本部が「おでん無断発注」 オーナー、公取委に違反申告 | 共同通信
店舗のオーナーにしたら、とんでもない話。
売れなかったら自分の損失になるだけだし、そもそも売れると判断できるなら自分で発注するよ、と言いたくなるであろう。ただ夏真っ盛りの8月に、おでん売れないよね。
セブンの本部社員の立場に立つと、おそらく「営業ノルマ」があったのであろう。
ちょうど今、セブンイレブンはこんなキャンペーンを実施している。
www.sej.co.jpセブン‐イレブンのおでん|セブン‐イレブン~近くて便利~
私も昔コンビニでバイトをしたことがあるのでわかるが、店頭の惣菜は結構粗利が良い。特におでんは良かった覚えがある。
バイトの立場的には、店頭で加工する惣菜は、面倒くさいこと極まりないのだが、儲かるのでどんどん種類は増えてきている。
セブンイレブンが、残暑が厳しい中でも「おでん」を売り込みをかけるのは、そういった儲かる利益構造があるためだと思うし、そのために本部から送り込まれた「アドバイザーという名をかりた営業社員」が店舗に、おでん仕入れてくださいねと働きかけているのだと思う。
もしオーナーが言う事を聞かないと、「ノルマ」のために今回のような荒業を繰り出す。
背景には営業ノルマがある。
かんぽの保険営業の話も一緒。
気合いで売り上げを伸ばせる時代は、もう終わっている。
確固たるブランドを構築し、消費者を含めたステークホルダーに貢献できるビジネスモデルを作り上げられれば、もはや営業は要らない、そんな時代になってきていると思う。