今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」
明けましておめでとうございます。
ちょっと間が空いてしまいました。今年は今のところ穏やかな出だしですね。
ただ寒い!🥶
さて今回は副業についての話です。
私が経験したことを中心に、「副業をやってみて、実際どうだったか」を綴っていきたいと思います。
読んでいただくことで、副業に対する理解を深めて、次の行動に繋がるきっかけを感じて頂ければ幸いです。
副業開始前
現在55歳の私ですが、副業に出会ったのは2年半ほど前でした。
その時期に「副業制度」なるものができました。
制度の話を聞き、自分の仕事に対するモチベーションの低下を感じ、悶々としていたので、「なんかやったろかい!」と思いました。
ただ、、、副業制度で認められているのは、個人、業務委託、講師などで、自分にはスキルも経験もなし、、、で出来るイメージがわかず、数ヶ月放置していました。
そんなある日、新聞に入っていたチラシに偶然目がとまりました。
「オンラインでフィリピン人に日本語を教える仕事」
「これはいける」と直感的に思いました。
契約形態が業務委託であったこと、オンラインなので在宅で対応可能であること、何より日本語が喋れるなら、教えることもできるっしょ!と楽観的に考えました。
副業やってみた
無事に採用して頂き、オンライン日本語講師の仕事は、約1年半携わらせていただきました。日本語講師の資格は不要、多少英語が必要(フィリピン人は英語を話せるので、英語で補足説明ができるように)だったので、私にはフィットしてました。
授業を開始して思ったのは、フィリピン人の生徒はみんな素直でいい子ばかり。
フィリピンは通信環境が良くないので、Zoomが繋がらない・声が聞こえないなどのトラブルが多々ありましたが、楽しく出来たと思います。
個人的には、いかに分かりやすく学べるかを考え、実行し、難しそうだなと感じた部分は修正してという感じで、自分の教える伝えるスキル向上を図る事も出来たのも収穫でした。
彼らは、一定の期間を経たあとに、日本に来日し介護施設で働く流れです。
10数名の生徒を送り出すことができ、彼らが来日後に一緒に食事できた時はなんか嬉しかったです。教師の喜びってやつですかね。
同時進行で、キャリアコンサルタントの資格を取得したので、そっち方面でも副業案件ないかなと思い、たどり着いたのがYeLLでした。
こちらは、初めて1年ちょいの副業で現在も継続中です。定められた手順に沿って、いろんな企業のサラリーマンに対してオンラインで「耳だけ1on1」を行います。始めるまでの学びもしっかりしていた、キャリコンのスキルを活かすことができるいい仕事だと思っています。
感じた変化
考え方・行動パターンがかなり変わったというのが実感です。
仕事を関すること全てが自己責任なので、時間を捻出するためにしっかりと管理しなくてはいけないし、穴を開けないように体調管理もシビアに行いました。
クライアントと考えが違ったときに、受けるか受けないかも自己責任です。考えが違っても受けるなら我慢が必要だし、違ったので受けないのであれば案件は獲得できません。
サラリーマンだと「受ける一択」でしたが、受けない選択肢があるという点が、個人で受ける仕事の醍醐味であり厳しさだと思っています。
本業への向き合い方にも、大きな影響がありました。
自分の所属する部門のミッションは何か?その中で自分はどんな役割を果たすべきなのか?経営者目線で考えることができるようになりました。
普段の仕事の行う中でも、この仕事の「目的の目的」はなんだっけ?と自問自答することが出来るようになりました。
この変化は結構意外でしたが、一番変化を感じた部分かもしれません。
また今の会社に対しての、リスペクトもできるようになりました。
実際に自分の力で仕事を獲得する経験をすると、これだけ大きな金額の売り上げをコンスタントに出していけるようになるまでは、相当の努力と覚悟が必要だったのだろうなと感じられるようになり、仕事へ向き合うモチベーションも大きく上がりました。
最後に、自分の今ある環境を見つめ直すキッカケになったと思います。
自分が所属している組織を外からどう見えているのか?
自分たちの常識と世間の考えのずれがあるのか?
自分は何が出来るのか、どんな時にワクワクしてどんな時にイライラするのか?
自分の棚卸が出来た感じです。
今後に向け
本業と副業の話をしてきましたが、現在私のプライベート以外では以下のような活動を行っています。
- 本業。可能な限り長く続けたいと思っています。
- 個人事業を開始。まずは小さくスタート。
- 市民団体の立ち上げを準備中。コミュニティを主催する側で周囲と関わりを持っていきたいという想いから。
- おじさんLCCでの活動。人生のロールモデルの宝庫。日々目から鱗。
- 日本語ボランティアへの参加。色合いの違う2団体に参加。外国人との交流を通して少しでも彼らの助けになるなら。
- 起業塾(地元の商工会議所のセミナー)で出会った仲間との交流。切磋琢磨し合える仲間。
- キャリコンの仲間との交流。切り口はいろいろありますが学びを深めていくことができています。
おそらく副業をやっていなかったらここまで活動の幅は拡がらなかったと思います。2年半前の自分は驚く事でしょう。
副業をやったからといって収入面で大きな変化はすぐには起きないと思いますが、自分の世界が大きく広がっていくことを期待しています。
そして世界が広がる、付き合う人が増えることで、自分をどんどん「アップデート」していくことができると思っています。
また、それぞれの活動間で「レバレッジ」を聞かせることで、相乗効果が生みやすいことも期待できます。
副業の経験が本業に活きる。本業の人脈が副業に活きる。コミュニティで学んだことを個人事業に活かす、などなど。
結論
60(65,70)歳以降も社会に関わって、日々を充実させたいと思っている方については、環境が許すなら副業はオススメです。
いわゆる仕事でなくても市民活動やボランティア活動でもいいと思います。
特に40歳以上のサラリーマンは、長く働いてきただけの経験や思考が蓄積されていきますが、副業の体験を通して、それを解きほぐして自分を見つめ直す事ができると思います。
本業以外の場での経験や出会いは必ずや「自分のアップデート」につながることでしょう。
ここまで読んで、何かやってみたいと思ったら、
「副業 ○○(お住まいの地域)」
「市民活動 ○○」
「ボランティア ○○」
・・・などのワードを検索し、きっかけをみつけて、どれかにお試しで良いので参加してみてください。
きっと新しい世界が待っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ご検討をお祈りしています。
#副業