児童虐待のニュースを最近多く聞くようになってます。
ちょっとびっくりしたのは、「親による『しつけ』名目での体罰を禁止する」という法律が出来ようとしているという事。
それって法律で禁止するものなの?
児童虐待の対応件数もうなぎ上りという事だそうです。
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000361196.pdf
ただこれは、昨今のようにスマホが普及し、何でも調べられ、そして情報発信しやすいる環境があるが故だと思ってます。
親との関係に困った子供が、もしくはあの家庭は危ないと感じた周囲の人は、すぐに相談や通報ができる。
そういったことが対応件数の増加につながっているのだと思います。
ちなみに児童虐待による死亡は、最近急増しているわけではなく横ばいで推移しています。それほど悪化しているわけではないという事。
活動家による偏った情報発信、ニュース映えする悪い情報、そういった情報で児童虐待増加(実際は相談件数の増加)は脅威という世論が構築され、そしてそれに対応する法律作りが始まる。
一応断っておきますが、私も児童虐待は当然減らしていかないといけません。
親からだけでなく、その他、誰からであっても、弱い立場である子供を虐待はしてはいけないです。
虐待によって身体に傷を残してしまうことは当然あってはならないことだし、
精神的にダメージを与えることは子供の人格を損ねてしまう事となり避けなければならない。
ただ、そのために法律を作るというは、「太陽と北風」でいうところの北風ですね。果たして効果はあるのか。
親と子供という関係だけではなく、人と人がお互いを尊重しあえる世の中、そんな世界にしていきたいですね。