久しぶりに小説を読んだような気がします。
村上春樹が訳したレイモンド・チャンドラーの作品「高い窓」です。
ハードボイルド探偵ものの金字塔であるフィリップ・マーロウのシリーズ。
流石に面白く一気読みしました。
(最近なかなか一気読み出来てなかったんですが、それは作品の方の問題だったんだな)
村上春樹の訳もやっぱり良かったです。
比喩の塩梅、セリフまわしが、私の肌に合う感じです。
この本の後書きで、村上春樹は「レイモンドチャンドラーのこのシリーズは7作品あるがそれらを完訳する」ということ書いてましたが、Biographyを見ると2019年に完訳してますね。2019年には、70歳になっていたはずだが、パワフルだ。
2007年 「ロング・グッドバイ」
2009年 「さよなら愛しい人」
2010年 「リトルシスター」
2012年 「大いなる眠り」
2014年 「高い窓」
2016年 「プレイバック」
2019年 「水底の女」
私もこのシリーズは4作品読んだので7作品完読してみようと思います。
それにしても最近、村上春樹のラジオ聴けてなかったなあ。
先週末ぐらいにやってたかあ。チェックしておかなくては。