とあるオンラン講義動画を見ていて、こんな内容の話がありました。
大企業で偉くなった叔父が、87歳で他界した。
葬儀には会社の人間は誰も参列していなかった。
棺の傍にはその叔父が描いた故郷の光景の絵が立てかけられていた。
地位や名誉は残せない。
残せるのは、残した人々との関係性の記憶。
そこから逆算して何が必要か。
この逆算の部分が非常に残ってまして。
自分の最後の瞬間、どういう状態でありたいか。
さらにはそれ以降、後世に向けて何を残せるか。
先日実家に帰ったときに、亡き父が遺した大量の本をどうしようかなという話を母としてました。
なんとか全集的な本がたくさんあるのですが、誰も読んでないし、読まなそうだし、捨てるかあという感じになって、少し切なくなったのですが、やはりモノは愛用する本人がいてこそなんだよなと感じました。
自分を振り返ると、どうか。
最後の瞬間はいつ来るかわからないことを考えて、よく考えておきたいなと思っています。