100年ライフの生き方

100歳までピンピン生きてポックリ死ぬ。キャリアコンサルタント&ファイナンシャルプランナーの資格をベースに社会の役に立てるように生きたいです。

「キャリアコンサルタント」という資格の意味

資格をとって約半年。
「キャリアコンサルタントになった」というと「国家資格なんだね、すごい」と言われることが多くあります。ただ「キャリアコンサルタントって何する人?」という壁があり、その次の具体的な話があまり続きません。
弁護士とか税理士というと比較的役割が明確なんですが、キャリアコンサルタントの資格はどう活かすかは、その人なりの解釈と行動が必要となってきます。

この話について私なりに整理した内容を書いていきたいと思います。

資格が仕事を呼び込んでくれるわけではない。


「キャリアコンサルタント」という資格があれば、勝手に仕事が舞い込んでくるわけではありません。「キャリアコンサルタントで〜す」と周りの人にいくら伝えてるだけでは何も生まれません。

大切なことは、自分が「どこで」「何をやりたいか」を考えて明確にしていくこと、その上で「仕事」として成り立つように自分なりの活動方針を決めていくことかと思います。

どこで活かすのか。

今所属している組織の中で活かすのか、ハローワークや転職支援をする組織に転職して活かすのか、個人事業主として起業するのか、副業兼業で活躍するのか、色々な道があります。
注意が必要なのは、いきなり会社を辞めて個人事業主になるのはリスクがあるという点です。経験が浅いキャリアコンサルタントに仕事を任せようというクライアントはそうそう見つかりませんので、要注意です。

何をやるのか。

資格試験の出題範囲が広いことから想像がつくと思いますが、できることはたくさんあります。
転職支援、学生・若者・障害者などの就職支援、社員の組織へのエンゲージメント向上の支援、個人に対してのカウンセリングやコーチング、各種セミナーやワークショップの講師、、、、など、こちらも色々な道があります。自分が持っているスキルや経験、あとはやりたい事とを考慮して、どの分野を自分は目指すべきかを考える必要があります。

どんな仕事にするか

仕事というのは自分以外の何かのために自分を時間を使って、対価として収入を得ることと定義します。

自分がやること⇒誰かの役に立つ⇒対価としての収入」

こう考えると誰かの役に立たないといけないわけです。
・組織内なら、その組織の方針に沿った形で資格を活かして貢献していく。
個人事業主であるなら、クライアントの困っていること聴き、それに対し解決の手助けをする。
この考え方に立って考え、そして行動することで、初めて「仕事」として成り立つと思います。
待っていても何も起きません。行動をすることが大切です。
ろだと思います。

仕事にしないといけないのか

もちろん収入を得るという目的はなくても構わないと思います。
無償ボランティアで相談に乗るのは悪くないし、周囲の人とのコミュニケーションを円滑にする、組織を活性化するためにキャリアコンサルタントとしての技能を活かすでも良いと思います。

ただ、ちょっと「勿体無い」かなと個人的には思います。

何のために取得したのかを考える

資格を取るためには、高いお金を払って養成講座を受講し、その後試験対策のために少なくとも3か月間の時間を使っているはずです。
その頃には、どんな未来を描いていたのか。。。
多分、社会の役に立つ、人の役に立つという気持ちがあったと思います。

その気持ちを今一度振り返って、みるのはいかがでしょうか。

最後に

すでに企業の人事部門や、学校のキャリアセンター、転職エージェントのような仕事をやられている場合は、まずは今目前にある仕事で活かすことを考えるといいのではと思いますが、そうで無い方は、多分この資格を持て余しているものと思います。

私もその一人ですが、是非とも一緒に色々と考えていきましょう。