今日、東京証券取引所のシステムがダウンし、金融業界の人は大変だったでしょう。
私もここのところ金融相場に注意を払っているのですが、
一日証券取引所が止まっているのって、関係者の方々は不安だったことでしょう。
お疲れ様でした。
今日ニュースを見てて目についたのは「冗長性」「冗長化」という単語。
じょう ちょうせい -ちやう- [0] 【冗長性】 〔redundancy〕
じょうちょう‐か〔ジヨウチヤウクワ〕【冗長化】
え、冗長だとあまり良くないって印象だけど。なんだかシステムを安定化させるの??
企業や政府が運用しているミッションクリティカルなコンピュータ・システムや、ネットワーク上でのサービスを提供している企業の大規模なサーバーファームやデータセンターでのストレージ・システムでは、本来の情報から特定の演算によって冗長なデータを作成しておき、障害によって本来の情報がわずかに失われても誤り検出訂正を可能にする工夫が行われている。
システムを二重化(デュアルシステム・デュプレックスシステム)しておくことが安定化につながるというのは理解してました。(一応ITパスポートは持っている)
ただ冗長性・冗長化で通信の信頼性を高めたり、誤り検出訂正が可能になるという点が、よく理解できてません。
以下の説明で、メールの電子署名や暗号化みたいなものなのかなと、なんとか理解はできましたが、奥が深いものですな情報システムの世界は。。。
一般に、情報を何らかの形でデータとして表現すると、冗長な符号が含まれた状態になるため、効率的に伝送・記録するために冗長性を排して短い符号で置き換える処理を行うことがある。これを「データ圧縮」(data compression)という。
逆に、伝送や記録の際に生じるデータの誤りを受信側・読み出し側で検出あるいは訂正できるようにするため、元の符号から一定の手順で算出された符号を付け加え、冗長化する処理を行いう場合がある。これを「誤り検出符号」(error detection code)あるいは「誤り訂正符号」(error correction code)という。