キャリアコンサルタント試験には、2つの試験団体があります。
「JCDA」と「キャリコンサルティング協議会(略してキャリ協)」です。
試験の結果、得られる資格は、同じ「国家資格キャリアコンサルタント」なのですが、試験の内容に大きな違いがあります。
同じ部分:学科試験
違う部分:論述試験と面接試験
学科はまるっきり同じなのですが、論述と面接は試験の内容も採点基準を全く異なります。
JCDA:「経験代謝」と呼ばれるカウンセリング技法が試験の内容及び採点基準に深く関連しており、経験代謝では相談に来た人の自己概念の成長を目指します。
キャリ協:相談に来た人にどんな解決策を提示できるかの観点がメインになります。
私は、日本マンパワーの養成講座を受けました。
日本マンパワー自体がJCDAと繋がっているので、養成講座も経験代謝よりでしたので、試験もJCDA一択です。
ここまで経験代謝にどっぷり浸かって勉強を重ねてきたので、自分の勉強の仕方に全く疑問を抱かなかったのですが、過去問で経験を積もうと思って、キャリ協の論述を見たら違和感を感じました。
相談者に対して具体的にどんな解決策を提示するかがポイントになっているようで、相談者との関わりの考え方が全然違ってました。
相談者によっては、そういう関わりを求める人もいるだろうし、
キャリアコンサルタントとしても解決策を提示することで満足感を得られるかもしれません。
キャリ協の関わり方は、「食糧不足で困っている国の人に食糧を与える」的な対応で、短期的な対応に終わってしまうのではないかな。
「食料の生育方法を教えて自立できるように働きかける」ような関わりで相談者が成長を促す、経験代謝はそんな関わりだと思うのですが、そっちの方が良くないのかなあ。
というのが今感じている違和感です。
多分、正解は、相談に来た人が、どういう状況かで使い分けをするってことなんだと思うんですけど、だとしたら、なぜ団体が違うことでここまで違いがあるのか、、、モヤモヤしている感じが現状です。
無事に受かったら色々な人と話をしてみた話題ですね。
さて今日は、「動機づけ理論」「意思決定理論」を復習しました。
ヒルトン、ハーズバーグ、マズロー、ジェラットなどなど。人名多すぎ!!
明日も頑張ります。