本日は書評。
鍵のない夢を見る (文春文庫)
https://www.amazon.co.jp/dp/4167903989/ref=cm_sw_r_cp_api_i_VSe9AbCXCCCQZ
かがみの弧城の作者、辻村深月さんの短編集です。
女性たちが、
厄介な彼氏、友人、家族に振り回されて
不幸な目にあってしまう短いお話たち。
読みながら息苦しさというか苛立ちを感じてしまうのは、
厄介なのは登場人物だけでなく、
それぞれの話の主人公である女性たちも厄介な性質を持ってしまっているせいかも。
そして、登場人物たちに感情移入してしまうのは、私も厄介な性格なのかも。
落ち込んでいる時に読むと、人生嫌になるかもしれないので、要注意!です。
追記:この作品、映像化されてて、Amazonのプライムビデオで観られるらしいので、週末見てみよっと。