まさに今日の話ですが京都アニメーションの放火事件。
headlines.yahoo.co.jpスタジオ火災、死者25人、平成以降最悪に(共同通信) - Yahoo!ニュース
例によってTVが無い家なので、どんな状況か把握しきれてませんが、多くの犠牲者がでてしまった大事件になってしまいました。
死ねと叫びながら火をつけてまわったとありますが、とても正気の沙汰では無いと思います。
犯人がどんな人物かも全くわかりませんが、これだけは確信しています。
「読書をしていない」
以前どこかの本にかいてあり、納得したのが、
- 自分や自分をとりまく人々が考えないよう世界を、読書をとおして知ることが出来る。
- 小説に描かれている人物は、犯罪を犯す人もいれば、犯罪の被害にあう人もいて、双方の立場を読むことで体感できる。
という事。
TwitterやFacebookなどのSNSや、キューレション的な要素のあるニュースサイトは、自分に興味にあわせた情報が提示され便利な面もありますが、反面、思考が偏ってしまう面もあります。
例えば、ある人物が憎いと思い、そういった思考をツイートなどにあげると、同じような意見の人が集まってきて、その憎い想いが増幅されていきます。毎日そういった状況ですごしていくと他の考えを思いつくこともなく、最悪の場合、行動にでてしまう。
今回の件のそんな背景のある人物ではなかろうかと思います。
本を読むということは幅広い考え方に触れ、知識を増やすだけでなく、経験を積むことも出来ます。
皆、本を読もう。
色々な本を読もう。
今回の事件で、亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。