映画化もされた「星の子」を読みました。
親が宗教にハマった家族の姿が題材ということで、なんらかの悲しい結末が待ってそうだなという予感をしたんですが、それほど暗い内容ではなく温かい内容でした。
結末は、ちょっとぼやかした内容で、理解できない部分がありましたが、家族の絆が続いていくものと信じたいと思います。
私自身は特定の宗教にハマったことはないのですが、ヒトは何かを信じてないと生きていけない生き物なので、何らかの拍子でハマってもおかしくは無いと思ってます。
神様なのか、尊敬できる人なのか、家族なのか、仲間なのか、恋人なのか。
時には誤った対象を信じてしまうこともあると思いますが、本人が「間違っていた」と気づけるかどうか、が大事になります。
「間違っていた」と気づくために何が必要なのかと考えると、視野の広さと多様性を認識できているかが大事になってくるのかと思います。
これって本当なのかな?
そういう世界もあるのね。
時々立ち止まって、今自分が置かれている環境を振り返り、考え、必要に応じて進路を修正する。
そんなスキルを身につけたいと思います。