100年ライフの生き方

100歳までピンピン生きてポックリ死ぬ。キャリアコンサルタント&ファイナンシャルプランナーの資格をベースに社会の役に立てるように生きたいです。

無料で楽しめるソーシャルメディアの対価

個人情報の保護を強化するApple

     vs

中小規模企業の集客手段を守ると主張するFacebook

 

・・・という対立の構図だそうですが、利用者の立場からするとAppleを支持せざるを得ないという印象ですねえ。

news.yahoo.co.jp

 

先日のSocial Dilemmaの動画の感想にも書きましたが、

ソーシャルメディアは利用者の注目いかに奪うかを最優先に据えており、

さらには利用者の思想や行動を、間違った方向に誘導しかねない危険性をはらんでいると思います。

 

osagoto.hatenablog.jp

 

以下のリンク先の記事は、GAFAMという巨大なTech企業の売上を分析したものですが、

これをみるとFacebookが広告収入をいかに大事にしているか(収益の98.5が広告収入)、 

さらには広告以外に事業の柱を育てられていない、ということがわかります。

 

finders.me

 

Facebook以外の「GAAM」は、有料サービスによる収益、未来につながるイノベーションの開発など様々な展開しています。

広告に大きく頼っていそうなAlphabet(Google)でさえもクラウド事業や有料のサービスでの収益などの収益の割が高まってきています。(広告以外の売上の割合は2018年度14%→2019年度16%)

一方Facebookの広告収入の割合が全く変わってません。

 

広告が全て悪いわけではありませんが、フェイクニュースや反社会的な組織の広告を全くコントロールできていない、いまのFacebookの状況は是正すべきだと思います。

私は登録してから10年程度経ってますが、年々悪化しているように感じます。

 

「広告が出ない代わりに有料にする」

という選択肢もありうると思うのですが、あえてそうしないのは、他のソーシャルメディアとの競争に影響が出るからということですかね。

どこかの記事で読みましたが、Facebookの広告収入を利用者で割ると年間35ドル程度だそうで、月額3ドル程度でアドフリーになるなら支払う人はいるんじゃないかな。

 

 

ソーシャルメディアがはらんでいる、フェイクニュースや、利用者への悪影響などの問題についてFacebookは真摯に向き合う必要があると思います。