一昨日・昨日からの続きです。
キャリアコンサルタントとの面談で知った「キャリアストレッチ」というワード。
ちょっと調べると以下のような定義でした。
慶應大学のなんちゃら先生が提唱したキャリアの考え方です。
キャリアストレッチとは、成長や変化に応じて仕事の向き合い方を変え、さらに安住の地にいないように自分の成長・変化を促すこと。従来型のキャリアアップという考え方では、たとえばひとつの道を徹底的に極めた人が成功例として賞賛されます。しかし花田教授はこれを「後追い解釈」と分析、多くの人が真似できるものではないと指摘します。キャリアストレッチという考え方では、むしろ自分の価値観を自ら変化させ、能動的にキャリアチェンジをしていく「職師」になれと説きます。ちなみに「職師」とは、たとえば自分では希望していなかった配置転換のような状況でも、それをチャンスと捉え立ち向かっていく姿勢をもつ人のことだそうです。----------------------変化のスピードが加速している今、ひとつのキャリアで定年まで勤めあげることが困難な時代になっています。配置転換やジョブローテーションで未経験の仕事をしなければいけない、とか、住んだことのない国や地方で働かなければならないという状況は起こりやすくなっています。不慣れな仕事や地域で働くことに失望し、変化を受け入れにくい、という気持ちはよく理解できます。特にキャリアがしっかり形成されてきた40代世代なら、積み上げてきたものが通用しない変化を望まないのも当たり前かもしれません。しかし、逆にそれをチャンスと考えられたら、自分でも気づかなかった可能性に出会えたり、自身の人間力が磨かれる、というのがキャリアストレッチの考え方です。報酬や地位に過度に重きを置かないことも、この考え方の特徴です。現在(いま)、その瞬間を一生懸命生きていると、ふと気づいたら後ろに道ができていた、ということってありますよね。ひとつの世界での経験値、報酬、地位という直線型のキャリアアップだけに捉われず、変化を楽しんでやわらかく受け入れる考え方は、これからの時代を生き残るための「新しい知恵」なのかもしれません。
上記は40歳代向けの記事なのですが、50歳代ともなると、これまでのキャリアとは別の道を選択するというのは、難しいことなのでは?と考えがちなのですが、、、
キャリアコンサルタントの方は以下のようなことを言ってました。
・自分はどういった価値観を大事にするかを考えるといい。(お勧めされた本)
・月に1日新しい分野の活動に触れてみる。(ネット紹介記事を読むだけではなく実際に触れることが大事)
・自分が身を置きたい、自分がこうありたいという姿を見つけ、能動的につながりを作っていくことで、チャンスが近づいてくる=「計画的偶発性理論」
・将来のキャリアは、色々な職種を組み合わせることを考えると良い。たとえばキャリアを活かしてコンサルティングをすると同時にNPO法人で働くとか。
・60歳になってから自分探しをしていたのでは遅いけど、50歳前後ならまだ時間的な猶予はある、55歳ぐらいまでの間に視野を広げる活動をするといい。
・・・という言葉をいただきました
自分の将来については、結構考えていたつもりですが、一段上の見解を得ることができて結構目から鱗でした。今回のコンサルティングの機会には感謝しています。
- 自分は何を大事しているかを探る。
- 柔軟に考えて視野を広げる。
- 行動する。
いますぐに実践したいと思います。