先日こんな記事を書きました。
この中で触れたのが「声の表情」という言葉。
私の造語ではなく、コミュニケーション系ではよく言われている言葉なようです。
この声の表情、対面でのコミュニケーションが減ってきている今日この頃、非常に大事なスキルになってくると感じています。
そう思う理由としては、仕事で色々な方と音声のみで話をしていると、「声の表情」が平滑な人が多いことに気づきました。声だけでは感情が読めないということです。
どうしてなんだろうかと思ったんですが「ビジネスの場面では感情を葉面に出さないが「美」とされている」のが影響しているのかもしれません。
そして、その傾向は地位が上の方ほど顕著なようにも感じます。
そういう方と、音声だけでやり取りをすると、難しいなと感じます。
話をちゃんと聞いてくれているのか。(対面なら仕草である程度予測できる)
興味を感じているのか、感じていないのか。
肯定的なのか、否定的なのか。
「今の報告内容については、いかがですか?」と問いかけて「特にないです」と言われてしまうと、果たして、その言葉をどう受け止めればいいのか。
興味がないからどうでもいい、もしくは、全面的に同意ということだと思うのですが。。。
この状態のままだとボタンのかけ違いも起きやすいのかなと感じています。
対面の機会が減る中、声で感情をうまく示すことは、ビジネスのやり取りを円滑にするために重要になってきそう・・・と感じています。
もう少し、声の表情について意識していきたいと思います。