アップル社のスマホやタブレットを使っていて思うのは、ユーザーが気持ちよく使えるようにOSレベルでしっかり考えて作られているという事。
Androidと違って、OSも端末も全てが自前なのでサポートしやすいという面が有利とはいえ、かゆい所に気を配ったOSの作りこみがされており、よく考えるなと思います。今回のiOS13で気づいた「かゆいところに手が届いて気持ちいい」点は後述します。
あと古い機種のサポートもしっかりしてくれるのも魅力。
今回のiOS13に関していうと、iPhone6sまでサポート。2015年の機種までサポートしてくれている。4年前だ。(私が少し前までに使っていた、iPhone6=5年前は流石に外されてしまった)
スマホは2年周期ぐらいで買い替えをする人が多い(携帯キャリアの戦略的に)ので、その倍サポートしてくれれば十分すぎるでしょう。
iPadに関しては、今回「iPadOS」という革新的なアップデートであったにも関わらず、5年前のiPad Air2までサポートされている。タブレットはスマホより買い替え周期は長いと思いますが、5年前の機種までサポートしてくれるのは凄いと思う。
今回のiOS13でかゆいところに手が届いてて良いなと感じた点
①最適化されたバッテリー充電
スマホを使っていると、バッテリーの劣化を防ぐことに非常に気を使います。
(バッテリーの残量ではなく、要はバッテリーの能力を維持すること)
よく言われているのは、80%ぐらいで充電を止めるようにすると長生きするとか、100%充電状態で長く保持しないようにするとか。
Androidの端末でと機種によってバッテリーの充電をコントロールできる機能があったりするのですが、iOS端末ではバッテリーの部分はOSレベルでしかコントロール出来ないようになってます。
今回ここに改善の手を入れてくれており、そう!そこを待ってたんだよねという印象。
私はちょこちょこ充電しして80%ぐらいを維持する人なのであまり恩恵にはあずかれませんが、夜中はずっと充電しっぱなしという人には良い機能追加ですね。
FaceID認識の高速化
少し前にiPhoneXRに変えてFaceIDデビューを果たしたのですが、認証スピードは、指紋認証に比べると若干遅くストレスを感じてました。
それが解消されたのは良い事。実際、iOS12のときより早くなったと思います。
こういった能力のアップデートは端末に依存しがちですが(指紋認証の場合は「第2世代の指紋認証」が採用された端末だけ早くなった)、OSで解決してくれたのは流石です。
iPad向けの独立したOS
iPadのあのアプリアイコンの間隔が間延びしたホーム画面、好きじゃなかったのですが、今回のiPadOSでウィジェットとアプリアイコンを同じ画面で表示できるようになり、またアプリの間隔も狭くなり引き締まりました。
まあシンプルでなくなったという観点ではゴチャゴチャ感はありますが、それでも統一感はあり好感が持てます。
あと、フローティングキーボード。
iPad文字入力問題で私も色々と試行錯誤しましたが、キーボード配置の自由度が増したのは良いですね。サイズは大・小の二択なので、中間が選べない点は個人的には今一歩ですが、それでも進化です。
マウスが使えるようになったのも変化点。これらのよりPCライクに使えるようになりましたね。Macbookの買い替えとして「iPad Pro」という選択肢をする人が増えそう。
ショートカットの機能強化
今回のOSアップデートで「ショートカット」アプリがネイティブアプリになりました。個人的には以前より使いこなすように取り組んできたので、これでより一層広まってほしいですね。
目玉はオートメーション。
自動にショートカットを実行してくれるなんて凄い!
と、思ったけど、案外自動に動いてくれない、、、。使い方が悪いのかな。。
もう少し使い込んでみたいと思います。
iphone-mania.jpiOS13.1、iPadOS13.1で使用できるショートカットアプリがレベルアップ - iPhone Mania
あと、ダークモードもいい感じです。
目への刺激が少し軽減されたかな。
とりあえず、今日まで、こんな印象です。