中高年にさしかかり、今後どうしようかなと考えている人も多いと思います。
そんな方におすすめの本がこちらです。
帯には30代・40代必読!とありますが、50代でも遅くはありません。
高齢化社会、年金がどうであろうと、働き続けたい!
そんな考えをお持ちの方には、是非とも読んでほしいです。
そう考えてはいない人にも一読はしてほしい。
さもないと不幸な老後を送る羽目になるかもしれません・・・。
「プロティアン」という言葉は、ダグラス・ホール氏によって提唱された、キャリア理論です。
「プロティアン」というのはギリシャ神話に出てくる変幻自在の神「プロテウス」が由来になっているそうで、この理論のポイントは、「変化の激しい世の中では、変化に柔軟に対応できる柔軟性=キャリアアダプタビリティが大事になる」という点です。
もう一点、重要なのは、成果は「心理的な成功」と考えるという点。
例えば「昇進はしたけど、私の人生はつまらないものになってしまった」となったら、心理的な成功はしていないということです。
この本には、こういったプロティアンキャリアの考え方を整理するとともに、成功するためにどんな行動をするといいかが述べられています。
ビジネス資本:スキルや知識、問題解決力、変化への適応力。
社会関係資本:強い繋がり、そしてもっと重要は弱い繋がり。
こういった無形資産を積み上げて、それをキャリアに活かしていく、、、という感じです。
キャリアコンサルタントの養成講座でもプロティアンキャリアは人気の理論でした。
ビジネスの世界に浸かりきった人には、きっと良い気づきを得ることができると思います。